2025.8.6 山梨県眼疾患フォーラム2025

群馬大学の戸所大輔先生からは「細菌性角膜炎に対する抗菌薬の使い方」について、国際医療福祉大学熱海病院の後関利明先生からは「サギングアイ症候群」についてご解説いただきました。

戸所先生のお話では、擦過培養を重視されている点や、抗菌薬の点眼回数の目安についての解説が特に印象的でした。後関先生のご講演では、サギングアイ症候群は小角度の斜視であるためまず疑うこと、COメジャーの活用、小角度の上下斜視に対する手術方法などが心に残りました。

後関先生と、山梨県ご出身の視能訓練士・長田さんには、翌日当院の斜視外来へお越しいただき、さまざまなお話を伺うことができました。ありがとうございました。

後関先生、長田さんと当院斜視弱視外来メンバー(医師、視能訓練士)

ちなみに、眼科医以外の方にはあまり馴染みがないかもしれませんが、視能訓練士さんは眼科診療に欠かせない存在です。特に斜視・弱視外来では重要な役割を担い、大きく活躍してくださっています。

公益社団法人 日本視能訓練士協会 | 視能訓練士の業務内容

Sagging eye症候群に興味はあるが、お急ぎの方は目医者情報を

Sagging eye症候群 – 目医者情報

じっくり派のかたは後関先生のYou tubeの視聴をおすすめします。

国際医療福祉大学熱海病院 オンライン健康講座「サギングアイ症候群」 後関利明 眼科部長 医学部准教授(13分10秒)
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