2025.11.29・30 第45回日本眼薬理学会@山梨県立図書館

先日、山梨大学眼科の柏木賢治教授が会長を務められた第45回日本眼薬理学会が、山梨県立図書館にて開催されました。

第45回日本眼薬理学会 The 45th Annual Scientific Meeting of the Japanese Society for Ocular Pharmacology

基礎から臨床の幅広いテーマで活発な議論が交わされました。特別講演では、グリア細胞の関与や製薬企業における創薬の実際など、今後の眼薬理研究を大きく前進させる内容が示されました。
シンポジウムでは、加齢黄斑変性や緑内障に対する新規治療戦略、後眼部疾患をめぐる創薬開発、など多角的な視点から最前線の知見が共有され、領域の広がりを実感しました。

当教室からは、
福田佳子先生による「ポリープ状脈絡膜血管症におけるアフリベルセプト8 mgとブロルシズマブの導入期治療後経過の比較」、
陳婉晶先生による「Investigation of the Pathogenic Mechanisms of Optic Neuropathy Induced by Particulate Matter 2.5」
の発表がありました。

また、柏木賢治教授からは「近年の近視の実態」および「βブロッカー点眼治療のリアルワールド」についてご講演いただきました。

甲府駅から至近という優れたアクセスもあり、日本各地の遠方から多くの先生方にご参加いただき、会場は大変な盛況となりました。ご参加くださいました先生方に、心より御礼申し上げます。

2026年10月2日から4日にかけて静岡県静岡市の静岡コンベンションアーツセンター「グランシップ」にて開催される第37回日本緑内障学会では、会長を務められます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

第37回日本緑内障学会

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